2003/11/15
ご無沙汰です。パソコン断ちの前にちょっとだけ。
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三カ月ぶりのアップになってしまった。その間の近況ネタは[眼精疲労]ばかりで、画像にはとてもならない。目を冷やしていたのが大間違いと最近わかった。目を温めるのが正しかったのだ。 講談社の児童局のTさんから便りを頂戴したのが今年の春先だったか。[青い鳥文庫]というジュベナイル小説シリーズを出している編集さんだった。今現在、講談社でもっとも元気のいいセクション、と内田勝さんが教えてくれたのが「超人騎士団リーパーズ」刊行に繫がった。 私平井和正は8マン以来、コミックの原作者生活を送っていたので、ジュベナイル小説には無縁だった。よいこのための小説、苦手なのである。PTAママに読まれれば焚書にされるような小説が書きたい私、ジュベナイルという特殊なジャンルがどうも偽善的に感じられてしまう、偏見の持ち主だったのである。子供には子供の性生活がある、などといったら、焚書にされるからである。現に高校生の野々村直哉を主人公にして書いた[ABDUCTION]シリーズですら、赤裸々の高校生の性生活を描くと、うる星の諸星あたる扱いをするマジメな人々がこのサイトにも出入りしているのである。男の子は女の子をどう感じているか、直哉少年を主人公にして本音の部分を書いただけなのに。この[超人騎士団リーパーズ]を読んだ年若い少年少女たちがこのサイトを覗きにくるかもしれないので、念のために書いておきたい。どうかくれぐれも作者の平井和正だけを信じてください。
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