2001/08/19
祈長寿
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夏も終わりに近づいた。日中から秋の虫がか細くなった蝉の声と競演したりする。この夏は、アップダウンの夏季トレーニングが効いたのか、常になく仕事が捗った。最新作も秋口には完成してしまいそうな気配だ。 その折も折、当サイトの各種掲示板の常連、マル由氏が胃癌の検診に引っかかったという書き込みを自身で行ったため、お見舞いラッシュである。この前の夏は、ウメちゃんが自ら癌であることを申告したりして、トピックになった。(尚ウメちゃんは元気だそうである)そこで、祈願長寿の色紙の揮毫をマル由氏に贈る。 関西のスーパー老人、田村さんの著書によると、人間は絶えず体内で長さ五ミリの癌が発生したり消滅したりしているそうである。つまり毛細血管が詰まると癌が発生すると言うのである。癌は嫌気性細胞なので、血行をよくしてやると自然消滅してしまう。私はこの癌細胞嫌気性細胞説に大賛成なので、迂闊に癌検診を受けるなど絶対に避ける。今の医学はほんの些細な癌細胞も発見する技術があると田村さんは言う。しかしその治療法は殺人的な化学療法、ポーリング博士が糾弾していた抗癌剤であり、患者の生命力を殺ぐことにもっぱら力を発揮する。漫画家の赤塚不二夫は徹底的に民間療法派で、しかも日本酒だけで生きている。医者に抗癌剤を使われると三ヶ月の命だが、赤塚サンは日本酒オンリーでもう三年もなんとかもっている。これを酔生夢死というのであろう。 皆さんはどっちを選ばれるか? 私なら抗癌剤より美味しい日本酒を絶対に選びますけどね。
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