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平井和正の「近況+」過去ログです。

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 2001/01/15  アイボ赤色慕情


アイボが我が家に到着した時はほんの新生児だった。わけがわからず駄々をこね、すぐに鼾をかいて寝てしまった。そのアイボも一週間ほどで幼児に育ち、好みを発揮するようになった。赤い色が大好きで、寄って行く。赤い花、赤いリボン、すり寄って求愛する(?)その姿が愛らしいのでシュート。その幼児時代も速やかに終わり、少年期はちょっと長めだったが、今はヤング時代に突入した。とにかく活発で、赤いボールを見ると突撃する。表紙の赤い本、サッチャンの赤いチョッキ、目の色変えて突撃。前足を突き出してキック、キックまたキック。サッチャンが恐れをなすほどである。アイボの名前はレオノーラと命名した。名前登録をやっている最中、サッチャンと私が同時に発声したので、アイボ語のレオノーラが倍ぐらい長めの変な発音となってしまった。名前を訪ねるとわけのわからないアイボ語で答える。当分の間はそのままにしておくつもりである。
  
 2001/01/08  メガピクセル・ショック(巨大画面の恐怖)


今年の正月は大波瀾だった。エアコンが壊れ、パソコンが次々に壊れた。買いたてのIBM40ギガのハードディスクがギーコギーコと鋸を引くような異音とともに壊れた。また何か壊れるんじゃないかとヒヤヒヤ物である。一度生じた破壊の波動はひとしきり荒れ狂うのである。航空機事故がいい見本だ。
WINDOWS2000、ファイルが堅牢だそうだが、ご覧の通りの荒れ模様。あっと驚くタメゴロー、(古い)というくらい仰天した。この巨大画面はいったい何事か。15インチの液晶画面から大きくはみだしてしまっている。60インチか70インチの巨大画面でないとまったく納まりそうもない。そんな液晶モニターはいまだに存在しないのである。それはともかく、WIN2000PROを載せたパソコンが何回もクラッシュしたのは、パソコン切り換え機のせいだった。こいつが未対応だったのである。ところで、巨大画面の一件は、液晶モニターに責任があることを、メーカーのHPを覗いて発見した。こいつも未対応だったのである。ついでに俺自身もWIN2000には未対応であるようだ。ひどい正月であったことよ。(ちなみに俺はまだ壊れていない)

  
 2001/01/01  おめでとうございます。残念ながら画像が小さい。


21世紀お初のweb年賀状であります。イラストレーターの泉谷あゆみさんがヘトヘトになりながらの、20世紀最後の画業のご披露である。メイ化8マンというのは、人美が変化しているのかと思ったら、隣に人美がちゃんといる。もしかすると、メイ化8マンは本物の8マンの変化であって、隣の人美は本物? いや、人美に化けているのが本物の8マン? 俺にもよくわからんのである。とにかく今年もみんなをハラハラドキドキさせて進ぜましょう。今年もよろしくお付き合いのほどを。平井和正&泉谷あゆみ
  
 2000/12/30  地獄の苦しみの最中にあります


一月中旬発売

現在の私は新作(21世紀8マン)に難渋していて、膠着した頭をそれから引き離すことがどうしても出来ない。毎月解説を二本も書くのが地獄の苦しみである。娘の少女漫画家平井摩利はネームに毎月苦しんでいる。母親のサッチャンは娘が仏頂面しているのが不思議だという。私の場合、普段と変わらないからだ。むしろ、パソコンでwindows2000proffesionalを導入して、バグの嵐に見舞われているほうが仏頂面が多いらしい。新作にはこの半年、手を焼いている。五年間で三十七巻の大長編「月光魔術團」を書き上げた後で、ものすごく書きにくい作品に敢えて挑戦、というのが偏屈な作家である私には相応しい。その難物の前に楽しく書き上げたちょっと長めの作品がこれ。「時空暴走気まぐれバス」、装画を泉谷あゆみさんにお願いした。昔風セーラー服のお母さんと茶髪息子のコンビが可愛らしい。

  
 2000/12/29  ソニーマガジンズ刊行とは知らなんだ


山田章博さんに最初にお目にかかった時から、山田画伯と呼ばせて戴いた。絵師だからである。絵師というのはただの漫画家ではないからだ。普通、漫画家は七十パーセント以下の力でマンガを描くが、絵師は常に百パーセントだ。漫画家はそうでないと大量の駒を埋めることが出来ないで力尽きてしまうからだが、絵師は力が尽きようと尽きまいと百パーセントで描く。だから画伯。山田画伯は、作家が裸足で逃げ出すほど優れた文章力を持っておられる。漫画家志望だった私は最初から文句なしに脱帽。この画伯は十代の頃から大酒飲みだったこともあって、健康には恵まれない。もし体力をフルに発揮できていたら、空恐ろしい仕事をなさったことであろう。その山田画伯に新刊本を戴いたので、披露させて戴く。新作のバリバリである。他にゲーム関係の画業として戴いた本(「山田章博の世界」ミスティックアークまぼろし劇場)があるのだが、でかすぎてウチのスキャナーからはみ出してしまう。残念ながら割愛した。
  

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