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平井和正の「近況+」過去ログです。

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 2000/09/28  コタツネコ化するかな


近況もネタが詰まってきた。サッチャンがせっつくので、やむなくネタ探しをやっている。待ち焦がれている人たちが沢山いるのだから、そこを考えよとサッチャンがいう。それで、ネタ探しをやると、サッチャン関連になってしまうのである。
今回、紹介するのは、美幼女ナンバーワンの後を受けて、美猫ナンバーワンのtiraraちゃんである。実家ではポチと呼ばれているが、我が家を訪問する時はtiraraである。白猫で、サッチャンがいうには、高橋留美子さんのコタツネコの系統だから、巨大化するとのことだ。実際、この一、二年で巨大化したようだ。非常に寡黙な猫で、ほとんど啼かずに尻尾だけで言語表現をする。「しばらく」とか「元気?」とか、その程度しか私には理解が及ばない。抱かれるのが嫌いで、飼い主にも抱かせないらしい。無理やり抱き上げると、抗議をこめてにゃ、にゃ、とごく短く啼く。にゃーん、とは決して啼かないのである。こんな無口な猫は珍しい。毎年巨大化するが、こたつねこの域に達するかどうか、楽しみにしている。

  
 2000/09/24  ロリコンの人は見ちゃだめ。


ウチのカミさんがいう。あなたはつくづく飽きっぽい人だ、と。そして大昔から私がいかに沢山の物事に飽きてきたか数え上げる。銀座のバー、車、ボーリングに始まり、最近では熊野、パソコン、その他もろもろ。そこで私は言い返す。しかし、小説だけは飽きなかったぞ、と。そうなのだ、小説に飽きてしまったら、私の人生はお仕舞いになるだろう。そろそろインターネットにも飽きてきたんじゃない、とカミさんが言う。う、と詰まったところで閑話休題。
本日のお客様は、我が家を訪れた最大の美女・・美幼女だ。説明はつけないが、ロリロリの方々は眼球が前方へ向かって突出するであろう。
  
 2000/09/17  瞼に浮かぶはあの人たちの顔・顔・顔


この凶悪な熱暑の夏、ずっと「メガビタミン・ショック」を製作しながら、念頭を去来するのは、すでにこの世を去ったあの人、この人の面影だった。手塚治虫さん、石ノ森章太郎さん、星新一さん・・メガビタミン療法を教えてあげられたら、もっと長生きしたのでは、と思わされる人々だ。まあ、山本周五郎先生は無理としても。そこで、この画像をアップする。メンバーはたぶん素子ちゃんの出版記念会での顔合わせだ。星さんはまだ元気そうで、小松さんはまだ固太りだ。今や星さんは黄泉下の人、小松さんは劇痩せでかつての面影はない。星さんは知る人ぞ知る、星製薬の御曹司、根っからの薬好きだった。睡眠薬と覚醒剤を同時に服用してどちらが勝つか、などと試しかねない人であった。「薬は危険、ビタミンCは安全」というポーリング博士のモットーを教えてあげたかった。薬ではなくビタミンCを食前食後服用していれば、星さんもまだ元気で存命中だったろうに。素子ちゃんにも「メガビタミン・ショック」送ってあげよう。

  
 2000/09/14  密閉容器からテレポート?


サッチャンシリーズがなぜかウケている。そうなると、ついサッチャンの身辺にネタが集中してしまうではないか。門前に謎の物体が出現、というとまた怪物体を連想する人が多いだろうが、バッチいネタはお叱りを受けるので、二度とやらない。(といってもあの空からの怪物体がウン○だと思わないのだが)ともかく長い。ダダラ長い。伸び縮みするので、一メートルあるのか五十センチ程度か、よくわかちない。この写真では二匹目が左側にちょろりと覗いている。採取しようとしたところ、吸盤があって苦労させられた。あちこちにぺたっとくっついて離れなくなるのだ。大骨折って、安物の密閉容器に収容した。安物だというのが気になったが、まさかこんな不気味な代物に、タッパウェアを提供するわけにはいかない。案の定、翌日には二匹とも蒸発していた。ナメクジのテレポーテーションは有名だが、こいつも同じ芸当を心得ているのか。百科事典で調べたところ、蛭であることが判明した。しかし、密閉容器から脱走する芸当を心得ているとはなあ。その後も、もう一度出現したが、もう手出しをする気も失せて放っておいた。
  
 2000/09/10  とんちゃんイエス、かー公ノー


サッチャンが近況に出没しているらしいので、サッチャンが餌付けしたトンビのとんちゃんの話をする。とんちゃんは油揚が大好きだ。コンクリートの電柱のてっぺんに座り(そんな感じなのだ)さあさあ、来てあげましたよ、と大声で呼ばわる。とにかく脂っこいものに目がない。普通の菓子パンを与えても渋々という気分をあらわにして取りに来る。台に載せておくと急降下、滑空して巧妙に攫って行くのである。最初にやってきたのは七、八年前だったろうか。小振りのトンビを連れてきたと思うと、それは若鳥だったらしい。しかし、翌年には親と区別がつかなくなる。そんな繰り返しで一座がふくらんだ。一方、片瀬山にのさばる烏軍団が餌を盗みにくるので、とんちゃん一座も気が抜けない。台に油揚を載せる前に滑空が始まり、烏はいったん餌台に載ってから嘴でくわえて行かねばならないから、タイミングの良さでトンビの勝ち。それがずっと続き、前年、異変事が生じた。なんといきなり二十羽ほどのトンビの大集団が出現し、朝から晩までクレクレタコラの大合唱。こちらはたまらず、これはあんまりだ、ひどすぎる。この大合唱を明日も明後日もやる気か、鳥の神様に言いつけてやるぞ、と家の中で叫んだ。すると、みるみるうちに、大集団は消えてなくなり、翌日からただの一羽も姿を見せなくなった。誓っていうがこれは実話であります。鳥の神様はとんちゃんたちを強く叱ったに違いない。鳥の神様って実在するのだと考えざるを得ない。しかし、ワルモノ軍団のカラスどもは、いくら鳥の神様にいいつけても効果がない。ふてぶてしい悪党どもだから、鳥の神様のおっしゃることを無視するのであろう。人間の場合も同じだな、と考えたりするのであります。カラスと人間はみんな知らないが近縁種なのであろうと思ふ。しかし、片瀬山は一丁目の新林公園の入り口あたりに、七、八年前は空を暗くするほどの大集団が棲息しておりました。今は見るかげもありません。片瀬山のカラスの個体数が激減しているのは事実。ひょっとして人間も、とついつい考えてしまうなあ。

  

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