2000/07/31
振り子の大天才、林応承神父の指導を受けました。
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欧米には昔から振り子学という領域があり、十年ほど前のことになるが、地下水脈に興味を持ったことがある。地下水脈の見えない力によって、人間の肉体が悪しき影響を受けるという。地下水脈を発見するには、聖書にも登場するダウジングという水占いの手法を用いる。イスラエル民族を率いてモーゼがエジプトを脱出した後、実に四十年間にわたって砂漠を放浪する。ヤハウエに反抗した報いを受けたらしいが、気が遠くなりそうな罰である。その間、どうやって水を得ていたかというと、このダウジング。これには二種類あって、占い棒を用いるのとお馴染みの振り子。才能がある人はたやすく水を発見してしまう。ところで写真の林応承神父さんは振り子の天才で、水資源に悩む韓国では大有名人。風水術の大家でもある。地下水脈の物質への破壊力は建物に対しても顕著で、建物の地下を水脈が通っていると、建物の痛み方は異常に早くなるという。自宅を新築する計画のある方は心配になるかもしれない。林神父さんぐらいの振り子の名人になると、森羅万象ことごとく振り子の動きで明らかにしてしまうらしい。そこで八年前、林神父さんのダウジング指南を仰ぎに、物好きな私は韓国を訪れた。その折のスナップがこれ。林神父さんによって、ダウジングの才能ありと折り紙つきの私、その後一切水資源を探したことはない。占いにも使えるのだが、これは恐いので、パス。もちろん才能がないと無理なのだが、振り子を操るドライバーの正体が不明だからだ。さわらぬ神に祟りなしとはこのことです。
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