2000/07/28
大鯰の頭に載せる要石
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茨城県鹿島市にあるのが鹿島神宮。東京駅八重洲南口から鹿島神宮行きのバスが出ている。最初に鹿島神宮を詣でたのは、内田勝さんと。茨城県大洋村在住の桑田二郎氏を訪ねたのがきっかけだ。鹿島神宮は武道の神様として有名だが、その陰に隠れているのが、この要石(かなめいし)。伝説によるとこの要石が載っかっているので、鹿島地方には地震がないというのだが、鹿島市に二年ほど住んだ泉谷あゆみさんによると地震はしょっちゅうあるそうだ。 この要石、何かに似ていると思いませんか? そう、玉置山の玉石にちょっぴり似ている。そのせいか、心を惹かれて何度も鹿島神宮を詣でるようになった。玉石との大きな相違はスケールもさることながら、お臍のような窪みだ。堂々たる玉石を見慣れていると、この臍石がなにかやけに可愛らしく見えてくる。お隣の香取神宮にもある要石。次回ご紹介したい。
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