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平井和正の「近況+」過去ログです。

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 2000/07/24  茶褐色で楕円形でテラテラして触覚の長い奴


本当にあのテラテラするのが嫌ですな。私はいざとなれば掌でこやつを引っぱたけますが、ウチのカミさんも娘の少女漫画家もひたすらパニくるのみ。カミさんが○○○○退治の新兵器が通販に載ってる、と報告したのは数カ月前でしたか。ふむふむよかったね、と上の空で応えたのは覚えております。そして通販で送られてきたのがこれ。なにやら超音波でこやつを追い払い、二度と戻ってこないという効能書きをカミさんから聞かされました。そして我が家に二個、少女漫画家の家に一個。少女漫画家の飼い猫の黒猫はこやつを見るとビビるというから情けない。こやつを食糧にする猫というのは野性味溢れていますな。どこやらの掲示板でひたすら悪食の話で盛り上がっている人々も○○○○丼など如何?
画像は正面向きで裏側にはコンセントに差し込むプラグがあります。で、結果はどうだったか? カミさんの話では、この三カ月間、○○○○の姿を見ないとのこと。効いてるんじゃないですかね。TVの通販で取り寄せたそうで、説明書もパッケージも今何処。ゴミは出たと同時に処分する主義だそうであります。製品はアメリカ製ですから、来年、再びシーズンが来る前に通販が始まるかもしれません。あまりお役に立てずに御免なさい。
  
 2000/07/22  高橋留美子スピーキング2


前回の近況、間違えて画像をアップ。間違えるのが日常茶飯事になってしまった。大抵は画像ファイルのサイズを間違える。リサイズしたのを用意しておきながら、旧画像をアップして、しまったでかすぎたという騒ぎ。疑い深い向きがいるので、この通りでございます、と目次を披露しようとしたが、それでも信じてくれない更に猜疑心の強い向きに、出だしの一ページだけ、ちらっとお目にかけることにした。でも、最初の一ページだけ本物だが、中身は白抜きだろうなんてまだ疑われるかもしれないな。
高橋留美子さんが首を縦に振らなかった理由は、留美子さんと出版社の関係が生々し過ぎるということに尽きよう。十年立てばクールになるかと思ったが、やっぱりならなかった。しかし、作家の全身像を描くのは文学的なワークであると思う。具合の悪いことを全部削り落とすなら、そんなものは文学の残飯になってしまう。作家の人間性に迫ることが意図であって、こうなれば何十年待ってもよい。1900年代の後半から出現した、高橋留美子という不世出の漫画家をトータルに描く作品として、この「高橋留美子スピーキング」を後世に残すことにする。
  
 2000/07/21  高橋留美子スピーキンク


実在を疑う人も中にはいるだろうから、目次と「めぞん一刻について」の断片をお目にかけることにする。当時、取材に一年かかった。多忙な高橋留美子さんにロング・インタヴューというのも無理な話なので、お手空きの折折に、電話取材をお願いした。テープの数をかぞえるのは忘れたが、山をなしたことは間違いない。これだけの数量となると、当時の平井和正事務所でも手に負えない。テープ起こしの会社に発注することになった。原稿の纏めは全部私平井和正がやった。長編小説を三本書くよりも手間ひまがかかったようだ。非常に面白いものが出来たという確信があるのだが、挫折運と仲良しの私平井和正の宿命か、高橋留美子さんの許可が下りず没と相成った。十年後なら、ひょっとすると、と留美子さんはおっしゃったのだが、その十年後にも、済みませんということで断念。この画像をご覧の方々だけに、幻の「高橋留美子スピーキング・女神の時代」の生き証人になって戴きます。

話題はころり、と変わって、ルナテック本城のお子さま(男児)が二カ月も早く生まれてしまった。これは相当なあわて者になりそうだから、気をつけねば。ほんでもって本城はe文庫予約販売と重なって、この三日間寝ていないそうな。添付書類送付が多少遅れても許してやってくださいませ。ともかくその申し込みラッシュは大層なものらしい。皆さん、あわて者の男子出生の御祝儀だと思って、予約販売申し込んでやっておくんなさい。

  
 2000/07/19  富士山の主の話


がらり、と変わって、富士山にかかった笠雲の画像をアップ。最近、富士火山帯の蠢動がまたしても顕著になった。霊峰富士、と昔から呼ばれるけれども、霊能者に評判が悪いのもこの富士山。物凄く霊的な磁場がよくないのだ、とさんざん聞かされた。そういえば、漫画版の「幻魔大戦」霊峰富士に巨大な幻魔火竜が巣喰っておりました。大噴火を前に、無数の野生動物たちが避難して行くシーンも。当時は知らなかったお話。江戸時代、宝永四年(1707)今の御殿場市の浄光寺の住職が、信じられぬ光景を見たという。夜半から騒然となったので外を覗くと無数の野生動物が甲州へ向けて走って行く。この大移動は明け方まで続き、最後に身の丈三メートル、背中に二本の角、巨体のあちこちに目が散らばっているという奇怪な生き物がやってきて、それを最後に大移動は止んだ。古老の話では富士山の主だそうな。富士山大噴火の前夜の出来事だったという。出たばかりの「ムー」八月号の付録で読んだ記事であります。近くにお住まいの方、カメラを常備して、富士山の主の激写、お願いします。
  
 2000/07/17  新井素子さまご旧影


あれ、こんなところに、という感じで出てきたのが、この新井素子ちゃんご幼少の砌の御真影であります。勝手にアップしてしまって御免なさい。近況ネタでは阿修羅の平井和正です。拙宅をご訪問のこの素子ちゃんは中学二年生だったと思う。紙袋に入れて持参したのが「絶句・・」という作品。とうとう見せる勇気がなくて持ち帰ってしまったそうだ。もしその時私の目に止まっていたら、新井素子の発見者は星新一さんではなく平井和正だったかも。でも、星新一さんに発見される運命であり、それが素子ちゃんにとっても最良だったのでしょう。どこかの掲示板で「おたく」論争があったそうですが、アダルト犬神明は他人をともすればお宅呼ばわりする癖があったのは確か。ある意味無頼なルポライターという一種の文筆無宿の犬神明にとってはお宅呼ばわりがしっくり身についていました。後世の「オタク」とは何の関係もありません。英語のyouは、文脈次第で翻訳は千変万化。犬神明にとってのyouはお宅だったわけです。
  

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