| admin |


平井和正の「近況+」過去ログです。

全293件。5件ずつ表示。

INDEX表示ウルフガイ・ドットコム
[ 53/59 ]
 2000/06/13  スーパー老人田村さんから献本された


スーパー老人田村さんから自著がどかっと送られてきた。私のホームページで、田村さん特集をやらせて戴いた、と伝えたところ、折り返し返事があって、現況を教えられた。田村さん、昔は公官庁にコンピュータを納品したこともあるのに、学友のせいでコンピュータ・コンプレックスに陥ったのだそうだ。なぜかというと、富士通や日立のコンピュータ開発に尽力したようなエライさんばかりで、やる気を無くしたらしい。まあ、そんなことおっしゃらず、八十路でも遅くはありません。ウチのかみさんがわたしですらコンピュータをやってますよ、と言葉を添えておりますぞ。
さて、贈られたのは古代史物ばかりで、健康関連のものはない。健康、健康でうんざりしている方もおいでらしい。しかし、死んだら命は無くなるし、田村さんのように八十路でもピンシャンして著作に励むことも出来ないのだから、やっぱり健康はアルファにしてオメガだと思うのだが如何?

生憎、私は古代史に弱い。てゆーか、これまでの古代史、いくら読めども面白さを覚えなかった。学者先生のボーンヘッドぶりが大嫌いなのである。素人にもわかる面白さを与えるのが、プロってもんで、学者なんかその非才ぶりを見るとシロート以下である。
田村さんの著作は実にわかりやすい。論拠をどんどん列挙して、ボーンヘッドの学者さんに迫る。しかし、素人衆の田村さんに言い負かされては大変、学者たちは完全無視を決め込むのである。情けねえな、おめーら。プロの作家だって、アマチュアの凄い作品を読まされたらシャッポを素直に脱ぐんだぜ。
だから、私は学者指向の小松左京の京大人文研への傾斜ぶりに大いに反発した。学者センセイに自分の小説読ませてどうしようっての? 相手は素人なんか最初から相手にしてないのに。

そんなわけで私の学者連中(特に日本の学者)への評価は甚だ低い。自分の師匠の箱庭の中で自説を終始させないと、師匠に破門されたりして、出世は不可能になるのである。そんな莫迦な連中が仕切ってる日本古代史、時間の浪費だから読めないのだ。
田村さん、科学者だけあって、頭がハチャハチャな古代史を縦横無尽に斬ってしまう。論拠は整然。反論できないので、無視するしかない学者たち、お気の毒であります。後世の史家が云うことは決まっている。曰く、無能なり。

  
 2000/06/13  投稿少年だった赤塚不二夫と私平井和正


1950年代、私が小学生から中学生にかけて、現在の超有名漫画家を投稿少年にした少年漫画雑誌があった。それがご覧に入れる「漫画少年」である。手塚治虫に上京を決心させ「ジャングル大帝」を連載させた幻の「漫画少年」、国会図書館にもわずか四冊しか在庫がないという。
藤子不二雄、石ノ森章太郎(当時は小野寺章太郎)赤塚不二夫などが投稿少年の頃、私、平井和正も小学校六年にして投稿少年の仲間入りをした。この漫画少年、漫画家だけでなく作家、画家、イラストレーターの大御所たちが投稿の常連だった。筒井康隆、眉村卓、横尾忠則などなど。
この写真は後年、投稿少年たちの世話をした寺田ヒロオ氏(物故された)が、「漫画少年」の軌跡を残そうと苦労された目録、代表作品復刻版である。その投稿少年から漫画家への推移は映画「トキワ荘の青春」に描かれている。私など五、六回も繰り返して、ビデオに見入ってしまった。赤塚不二夫が編集者に、漫画を諦めるように言い渡されるシーンは圧巻。だれかさんにそっくりじゃないか、君には個性がない・・・そのだれかとは無論、手塚治虫であり、投稿少年の大部分はだれかさんにそっくりであり、ほかならぬ私自身もそうだったのである。この復刻版には投稿時代の赤塚不二夫のハガキマンガが載っているのだが、発掘作戦で発見した私自身のハガキマンガは、赤塚不二夫の絵にそっくりで、私はしばらく物思いに耽ったのであった。赤塚不二夫となら競争する自信があったのだ。目標としたのが、天才少年石ノ森章太郎だったのが、間違いのもとでしたな。

現在、近況は水曜日と土曜日に更新が多いらしいのだが、今週以後、スケジュールが立て込んできたので、本日のアップとなった。
  
 2000/06/10  最近のアライグマ情報


片瀬山の駐在所勤務のポリスさんが出している新聞を披露します。アライグマ情報を掲載。駐在所勤務の警察官は数年置きに交代しますが、いつだったかのお巡りは駐在所にいたためしがなく、夜は赤いランプを消していたっけ。暴走族のマトにされるのが恐かったという噂です。こういうのは○金泥棒と悪しざまに云われるし、悪名高き神奈川県警、ボコボコにされているのに通じるでしょう。今のポリスさんは、画像に見るような可愛い新聞を出したりして、評判がよい。誠実で熱心な警察官、肩身が狭いご時世で可哀相です。今の警察、奈落へ更に沈むのは必定、今までの積悪が全部暴露されるからです。早く新世紀第二警察機構を作り、真面目な警察官を引き取るようにしたらどうかと提言したりして。アメリカだって州警察もあるし保安官もいる、FBIだってある。日本に警察が一個しかないというのは口惜しいですな。アメリカに負けるな。競争原理を生かした複数警察機構が望まれます。(かなり本気)

  
 2000/06/10  秘蔵胆石写真


さてお待ちかね、秘蔵の胆石写真をご披露。この胆石は、最初の排出ですから、1986年あたりだったかな。ちゃんと綺麗に水洗いしましたよお。最初は象牙色だったような気がする。経年変化で茶色に変色しました。しかし、こんなものがわが胆嚢の内部におさまっていたかと思うと、やはり気色が悪い。メガ布海苔療法で、数百(到底数えきれん)の破砕片が一面に浮かんだのであります。
胆石、私のものみたいに巨大でなくても、砂粒大でも悪さをしますよ。肩凝り、頭痛、苦しみ続けている人々が沢山います。メガ布海苔療法、試してみる価値はあると思うなあ。(これをご覧になる人々はきっとまだ若年で、人生の垢や澱のような結石をまだ溜め込んでいないのでしょう。しかし、肉食をしている人間は必ず結石を体内で組成しますぞ。あ、胆石と結石、違うものだと思っている人がいるようだけど、胆石は胆嚢内部に組成された結石です。私は胆石のほかにも、尿路結石を患って、ひどい目に遭いました。胆石症よりずっと過激じゃないかっ)
胆石、というのは私の場合、ひとつの比喩であって、心に溜め込んだ垢や澱のことを考えさせてくれます。しかし、メガ布海苔療法も心の垢には効き目がないことであるよなあ。慨嘆の顔文字ってあるんですかね?

  
 2000/06/07  まつもと泉さんの大ピンチ


これはまつもと泉さんから許可を戴いて掲載するメールです。私も早速、文中の「水の舞い」を購入しました。ギガエイジの最新パソコンを購入するため溜めていたお金を当てて。高価です。だれでも気軽に購入できる商品ではありません。しかし、飲用水がどれだけ危機的状況にあるか知っている人間は自分の生命という最も貴重な財産維持に投資するはずです。ビタミンCすらお金がかかるという理由で、敬遠している人たち、タバコ代よりお安いのになあ。今は環境物質の真の凶悪さ、まだ知られていません。だれもが知る時代になれば、手遅れかもしれないのに。私の友人たちにもわかっちゃいるけどやめられない、という戯れ唄を地で行く御仁が少なくありません。もったいないなあ。ビタミン摂取で、まだまだ働けるのに。
以下の文章は、働き盛りの健康に自信のあった有名漫画家、まつもと泉さんが、がたがたと崩壊を始めたご自身の健康にびっくり仰天、野心作「幕末綿羊娘情史」が描けなくなりそうになって、改心なさった経過の報告書として、読んでくださいまし。

平井和正さま

メールありがとうごさいます。ご無沙汰しております。まつもとです。
先生にご心配をおかけして、申し訳ありません。
昨年は小生も「かぞえ」で42歳、男の厄年だったようで、そのせいか色々身体
に異変が生じたのかもしれません。

実は昨年6月20日ごろより、突如、全身にジンマシンが出て、この半年間、ずっ
と悩まされてきました。もう全身にビッシリ出て、1つ1つは2〜3日で消えて
いくのですが、数日後にとぎれなく新しく発生してくるのです。環状紅斑という
ものらしく、環状に腫れ、その環(わ)が幾つもに分裂し、その1つが環状にま
た成長してゆくというヤッカイなものです。慢性ジンマシンだと医者にいわれま
した。
前日までは体調も普通だったため、突如の身体異変にそうとう動揺しました。
その間いくつもの皮膚科の病院にかかり、抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤を飲
み続けましたが、いっこうに消える気配はなし。おかげで夏の間、ずっと仕事は
休止状態。
それが7、8、9月いっぱい続きましたが、10月に入りいったん嘘のようにサッ
パリと消えました。ようやくその時、スーパージャンプ誌の「幕末綿羊娘情史」
予告編を描くことができました。
しかし、また11月20日あたりよりジンマシンが再発。
この時期より激烈に身体中に広まりました。もう外出もままなりません。知らな
い人が見るととんでもない伝染病かエイズか、と疑われかねません。とにかく原
因がわからず悪化の一途をたどるばかり。
実はこの頃、新年早々の連載予定だったのですが、このため編集部を相談して延
期にしていただきました。
3度の食事も肉などの油モノは一切控え、ずっと菜食のみ。体温が上がると余計
に悪化するからです。やがて年末には精神的にもノイローゼ気味になり、やがて
異常に肩がこり始め、首や肩が動かなくなり、倦怠感と、はきけ、視力低下も起
こり始めました。
もうベットに寝ていても身体がだるくめまいが襲ってくるのです。
正月過ぎて、本当にあらゆる悪性の病気を疑いはじめ1月半ばにはガンやエイズ
検査までしてしまいました。検査結果までの一週間、いざエイズだったらどうしょ
うか、いっそ、雑誌で告白して発病ドキュメントマンガでも死ぬまで描いていこ
うか、その時のマンガのタイトルはエイズで死んだロック歌手クイーンのフレディ
・マーキュリーの曲名「メイド・イン・ヘブン」でいこうかな、とか真剣に考え
たくらいです。
その時期、アメリカが国家威信にかけて2008年までに完成させるといわれて
いるワクチンの現状やアフリカ・ヨーロッパ形とアジア・タイ形の2種類がある
という事、いろいろと勉強までしていまいました。どんどん自分がその病気だと
信じこんでゆくのです。
インターネットでは病気などにしても色々な情報が得れるため、何百種類ものあ
りとあらゆる病名がモニターの向こうから出現します。好奇心が強く神経質な人
間にとってはかえって余計な情報までも知ることになり、これはいいことではな
い、と感じました。
このころ、どんどん自分で病気を創ってゆきました。
しかし検査結果は全てマイナス、つまりエイズでも糖尿病でもなく、何処も悪く
なかったのです。
ただ、アレルギー検査でダニ、ハウスダストが陽性と出ました。
現在の仕事場は全室じゅうたん敷きで、非常に自分の身体に合っていなかったよ
うです。
そして急いで引っ越しをしました。
ジンマシンはその日いらいピタリと消えました。
ただし、肩こり、めまい、倦怠感と、はきけ、視力低下は現在も続いています。
自律神経失調症...今、まわりからはそう呼ばれています。
内臓はどこも悪くはないが、自律神経失調症...まぁ、それぐらいなら死ぬこと
もないか...とホッとしたのですが...
今度は心電図に異常がでました。CTスキャンの結果、「肥大形心筋症」だとの
こと。
程度はまだ分かりません。
数日後にはさらに心臓の精密検査を受ける予定になっています。
しかし....医者に「一病息災」という言葉を教えられ、現在は以前ほどの動揺は
ありません。
なんとか早く仕事に復帰したいとつくづく感じております。
絶対、「幕末綿羊娘情史」は近々スタートさせます。

先生、小生この半年間で一つ、健康に良いモノを見つけました。
沢山の健康法の中でこれはスゴイと実感したものがあります。
自分もそれを購入して使用しています。それはアルカリイオン整水器での電解還
元水の飲用です。一日に1リットル以上を飲むことによってあらゆる病気の根源
である活性酸素を体内で消去する水だそうで、体調が改善されてゆくという事で
す。。
-250ミリVの酸化還元電位の水はコップ1杯でも活性酸素に対しビタミンC
剤の千倍の抗酸化作用があるとの事で、詳しくは以下のHPに説明があります。
以下のURLで詳細をご覧ください。
         
          http://www.kotobuki-p.co.jp/mizunomai/index21.html
         「電解還元水と活性酸素」「病気と老化への引き金」
        
          http://www.lifeserver.co.jp/co/water/
          「新しい水の会」

先生、一度じっくりご覧になって下さい。
小生、先生の体調も、電解還元水で改善される気がします。

お体くれぐれも大切に。


                    まつもと泉拝

  

全293件。5件ずつ表示。

INDEX表示ウルフガイ・ドットコム
[ 53/59 ]

This CGI Script is upboard v2.0