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平井和正の「近況+」過去ログです。

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 2000/05/31  omedeto


最近況、と参りますか。近況と言い条、発掘大作戦がずっと続いたり「スーパー老人」シリーズで引っ張りましたからね。
桑田二郎氏、手術が大成功、視力が回復したという報せを受けて、茨城県大洋村までお祝いに出かけました。眼精疲労がひどく、パソコンの前に坐るのが苦痛だったこともあって、いい休養になりました。桑田さん、二年ぐらい前に内田勝さんの出版記念会でお目にかかった時よりもはるかに顔色の色艶もよく意気軒昂、若返ってしまいました。創作意欲がぶんぶん湧いてきて、二カ月かけて単行本の描き下ろしをやるとのこと。それがなんとエイトマンなんですよ。TV放映時、世評がもっとも高かった「決闘」を新たに拡大版で、とのこと。秋口には刊行されるでしょうと云っておられました。もっとも古い同志が元気一杯で復活したことを祝して、乾杯といきましょう。
復刊大作戦の「ポーリング博士の快適長寿学」なんと同じ版元の「平凡社」で、こっそりタイトルを変えて「ポーリング博士のビタミンC健康法」として刊行していることが判明しました。せっかくお仲間が集まって、復刊を促すという企画、足元から蒸発してしまったわけです。残念ながら(残念ってことはないな。嬉しいんだか口惜しいんだかよくわからない気分です)この先続けても甲斐がなくなってしまったので、解散ということに致しましょう。賛同してお集まりになった同志の方々に、心から感謝し、お礼申し上げます。改題して刊行、と教えて下さった方有り難う。
まだクロネコヤマト・ブックサービスで注文した分は、レスがありません。平凡社に直接注文したほうが早かったわけですね。これでやっと土俵に上がることができます。(紀伊国屋書店で手に入ってしまった方もおいでとか)
  
 2000/05/27  やっぱり駄目だった。疑惑の品切れ


本当に、品切れなのだろうか? どうしても疑惑が残ってしまうのだ。もしかして事実は絶版ではないのかな? 絶版にすると版元に非難ごうごうの嵐になりかねない。だから、品切れということにしておく。ずっとずっと何年経っても品切れ。永遠の品切れ状態。なんであの素晴らしいポーリング博士の全人類の宝のような本を絶版にした。ゼッタイ許さないぞ。抗議デモに行く。こんな怒りの声が殺到したら、たまらん。やっぱり品切れということにして糊塗しておこうっと。
こんなことを考えてしまうのも、田村さんが絶版と断じているから。今度電話をかけてじっくり聞いてみよう。
  
 2000/05/26  スーパー老人ウィークも残り少なくなりました


縁、というものは本当にあるなあ。私、痛感するです。十数年前、ある読者さんが一通の手紙で田村さんのことを教えてくださった。私が生命力低下で1986年にハレー彗星に乗って帰ってしまう、とどこかに書いたのがきっかけだ。
田村さんの縁で、ポーリング博士の著書を読んだ。ビタミンC大量療法で一命を取り留めた。その縁が更に次の縁を呼び、こうしてポーリング博士や田村さんのことを、今これを読むあなたに伝えることができる。これをきっかけにあなたは癌が怖くなくなる。急に晴々としてくる。世の中が急に変わったみたいだと感じる。癌恐怖症で本当に癌になってしまう人々が沢山いるのだ。
あなたの両親や知り合いで、癌の恐怖に怯えている人たちが必ずいるはずだ。あなたの縁で、その人たちは気持ちが晴れる。癌なんか怖くない。いざとなったらビタミンCがあるさ。
それは本当なのだが、ちょっと待って。ポーリング博士は、ビタミンCについて、一日も休まないこと、と注意している。リバウンドの警告である。
その時だけ調子がよくなり、浮かれて後はけろっと忘れる。それが人間というものなのだ。リバウンド、ダイエットとの時と同じで恐いですぞ。ビタミンCは一生物の大切な伴侶であります。ヤマの神様と同じに、感謝して大事に致しましょう。
  
 2000/05/25  スーパー老人の低温遠赤外線サウナ


スーパー老人ウィークなので、愚僧の(って豊田有恒の「退魔戦記」か? ハルキ文庫でリバイバル。面白いですよ。愚僧の一番ご贔屓。なんでこれをアニメでやらなかったのかな?)田村さん関連のフォト画像を一枚。低温遠赤外線サウナで読書の平井和正氏。同じ遠赤外線サウナ、高橋留美子さんのお仕事場にもあります。惜しいかな、他社のいい加減な(と田村さんは憤慨する)安値のサウナに圧迫されて、製造停止になってしまったのだ。いずれ田村さんがなぜいい加減なのか、説明して下さるだろう。
とにかく私は田村さんに教えられたビタミンCとこの遠赤外線サウナで体調を回復した。1986年、凶彗星ハレーが巡ってきた年、私が死を覚悟して遺作を書いていたことは、昔なじみの読者さんならご存じだ。新品同然になった私は、数年熊野へ出張してサウナに入らないうちに、不快な皮膚疾患に取り憑かれる羽目になった。現状はほぼ回復。この低温遠赤外線サウナ、壊れたらどうしよう。それが唯一の私気がかりなのだ。
  
 2000/05/25  スーパー老人の古代史


スーパー老人、田村さんを紹介するのが楽しみである。田村さんはとてもユニークだ。八十路になっても、頭も体も元気一杯、これこそビタミンCヂカラなのだ。これを読む若い人たちよ、環境物質はまるで刺客のように襲って皆さんの体を老朽化させる。田村さんは皆さんを若死にさせまいとして日夜ぐわんばっておられるのだぞ。それはそれとして、田村さんは面白い。興味尽きない人物だ。古代史を研究しておられて、立派なパンプレットを贈呈してくださる。吉野ケ里遺跡は漢人の砦だ、という一言で私はおっ、凄いと感動した。吉野ケ里遺跡は巨大環濠を最盛期には二重に備える集落跡である。敵が大挙襲撃してくることを想定している。インディアンは砦を持たなかった。砦を築いたのは侵略者白人勢力であった。すなわち、吉野ケ里遺跡は侵略者の砦遺跡だったのである。それを指摘した学者は皆無だ。
そこで私はすっかり田村さんの炯眼に敬服し、ファンになった。
機会があれば、平井和正のWEBサイトで、田村さんのユニークな古代史論を紹介して行きたいと思っております。
  

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