2000/05/23
今週はスーパー老人週間です。
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スーパー老人、田村さんはとても興味深い人で、日本古代史においても 独自の卓見をとなえておられます。学者ヂカラで綿密で凄いのだ。その紹介はいずれまた。 この新聞記事から読み取れるものはなにか? そう、寡占企業がどれほど悪くなれるかという見本。こっそり闇カルテルを結成して、製品の価格をつりあげる。競争相手をあらかじめ滅ぼしておくのだから、どんな価格設定も自由に出来る。 でも、この種のワルモノに慣れている米国では、やっぱりご用になるのも早い。日本は老朽国家なんで、みんなわかっているのにどうにもならないということばかり。三者連合の圧力にマスコミも沈黙。米国の事件なら報道できるが、本国の事件にはストップがかかる。(だれから?) ちなみに記事本文でロシュなど二社、とあるのは、ロシュと武田製薬のことです。なぜにどうして武田の名前は隠す? 米国においては、さすがにポーリング博士迫害も、ノーベル賞二度受賞がものをいって、官憲までは使えなかった。しかし、日本では市井の一老人、遠慮なく官憲を使用、やりたい放題の三者連合であります。 架空ヒーローに熱狂するのもよいけど、強大な闇の組織に抗して、営々とねばりづよい闘いを展開している現実のヒーローにも目を向けてね。
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