2000/05/19
古書店で見つけたら絶対ゲット
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ライナス・ポーリング博士といえば、二度もノーベル賞受賞の大傑物。三度目も望めたのだが、これは取り逃がした。大傑物の証拠は、米国製薬産業、医学界、官僚の強大な三者連合を向こうに回し、メガビタミン療法を提唱して闘ったこと。なにしろ相手はビタミンCなど微量で沢山、使いすぎると有害、と大宣伝。大病院まで使ってインチキ実験をでっちあげた信じられないような連中。世に陰謀史観などと貶める連中のインチキさを暴く何よりの実例といえよう。 実はわたくし平井和正はポーリング博士提唱のメガビタミン療法のお蔭をもちまして、なんとかこうやって生き延びました。ポーリング博士は一日二十グラムという大量のビタミンCを摂取、60歳から80歳まで全然外見が変わらぬという「若さ」の持ち主。ただ博士によれば禿頭には効果がなかったよし。96歳まで長生きしたが、もし40歳でメガビタミン療法を始めたら120歳まで元気で長生きしたのでは。 この画像の本は、現在は絶版。○の三者連合は日本においても健在で、○手を振るっております。ビタミンCなど微量でよいと言い張り、権益を守るためには、メガビタミン療法撃滅すべく手を回して、ポーリング博士の本を絶版に追い込むぐらいお茶の子さいさいなのであります。 もし古書店で見かけたら、絶対に見逃すな。
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