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2006/04/23 　人格者チョコ チョコは人格者である。仕事の打ち合わせで平井家を訪れた泉谷あゆみ嬢は、本当はネコと遊びに来たのだ。しかるに黒尽くめのなりで現れた彼女に、チャバは恐れおののき（ヘンなおじさんこと平井和正氏が黒いウィンドブレーカーを着ていたときもそうだった）、ベッドの下に隠遁したまま出てこなかったにもかかわらず、チョコは敢然として黒尽くめの怪しい女性である泉谷嬢に挑戦、彼女に至福の時間を与えた。やっぱりタダモノではないと睨んだこの眼に狂いはなかったのである。（泉谷嬢談、可愛いおなかをいっぱい触らせてくれてとても仕合せです。チョコ様に感謝しています）

2006/04/20 　肉球 一日中、遊びまくるチョコチャバ。地下の応接室に客がくると、階上のネコルームで、ドタバタとサッカーが始まる。ネズミの運動会とは比べ物にならない大騒ぎだ。 けれども、夏が過ぎるころ、その大活性期も過ぎ去り、ふたりとも穏やかになっているのだろう。 人生（猫生）でただ一度の熱い夏が繰り広げられる。

2006/04/11 　なんだ、なんだ、なんだ？！ チョコチャバは好奇心の塊である。何か物音が聞こえれば、一気に窓際へ殺到する。その好奇心は、今のこの時期だけのものかもしれない。食欲の塊でもあるふたりはサッチャンに殺到して肩にまでしがみつく。 私自身は彼らにとって、家にいるヘンなおじさん、というスタンスを崩さないようにしている。チョコチャバはとてもフレンドリーで、ネコに詳しい娘のマリも唖然とするほどだ。尻尾をいじられても全然怒らない彼らは寛容な慈悲のネコなのだろうか。 今、空き地に家が建とうとしている。物音がするたびに窓際に殺到し立ち上がって見物するチョコチャバ。 よほどおもしろい見ものなんだろうなあ。

2006/04/08 　瞑想中のチョコ 瞑想的な哲学者チョコ。最初に見た子猫のときから、ちょっと違うなと思わせた。これはたぶん人の魂が入っているに違いない。仲良しのサバには悪いが、もしひとりずつ分割しなければならないなら、チョコと付き合ってみるのもいいかも。きっと普通のネコとは違う一面を見せてくれそうな気がする。そんな思いがわたしのうちを行き来していたのであった。彼はサッチャンの腕を両の前足で抱え込んだりする。他のネコならそんな真似はしないのだそうである。

2006/04/06 　凛々しいぞブラザース 子猫だった兄弟も、今では中学生（中猫）。活発さ、スピードは最高潮に達している。 相変わらず仲良しのチョコチャバ（サバは今ではチャバとサッチャンに呼ばれている） いつしか子猫近況になってしまったので、狼亭のほうで眞の近況は披露することにした。そっちも覗いてみてください。

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