2004/12/25
稀代の天才
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暮れも押し詰まりました。他の言い方はないものか、といつも思うんですが、他の形容はどうもしっくりしない。元日や冥土の旅の一里塚なんて川柳は、天才でもないと無理ですね。暮れも押し迫りすぎているのに、私は相変わらず仕事に専念しております。年賀状なんかこの数年、作る余裕もないし、作る気力もないときています。繁文縟礼というやつですから、まあいいか。繁文縟礼で苦労する年でもないし。 画像でお目にかけるのは、新しく出た「デスハンター」の上下巻。この桑田次郎氏の画は改めて見ると凄まじい迫力ですね。迫力からいえばピカイチ。沢山の映像関係者から映画にしたいといわれるのも無理はありません。いっときはハリウッドで作りたいという申し入れもありました。そういえば韓国漫画家のだれだったか覚えておりませんが、アスキーの漫画雑誌で途中まで描いて、大手出版社から誘いがかかると途中で放り出した御仁がいましたっけ。連載にこぎつけた関係者の苦労などお構いなし。義理や人情とは関係ないらしい。でも迫力からいえば、本家の桑田次郎氏とは比べ物にならなかったようで。 やはり桑田次郎氏は、稀代の天才としかいいようがありませんな。
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