2004/06/25
ついに捕らえた!
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歌うウグイス激写
ついにやりました。きっと神様が気の毒に思って、ウグイスを差し回してくださったのでしょう。ウグイスはおそろしく用心深い小鳥で、これまで人前に姿を見せたことは一度もありませんでした。分厚い藪の繁みの中で歌っている姿をまさかテレビアンテナの上で目撃できるとは。 前回、ウグイスについて述べたとき、[明朗くん]と[おごそかくん]についてはふれませんでした。裏の小藪にやってくるのはこの二人連れだとばかり思っていたのです。ところが、なんとテレビアンテナ上で歌うウグイスは一人二役の声色を使いわけていたのです。 なぜ明朗くんでなぜおごそかくん、と呼び分けたかといえば、明るい音色で朗々と歌う、明朗くんとまったく違う、おごそかに歌うおごそかくん、まさか声色を違えていたなどと夢にも思いませんでした。同じ場所で歌うのはオスのカップルゆえ、変だなとは思っていました。ライバルで恋敵のオス同士がつるむのはおかしい。けれど同じ場所で啼き分けていた明朗くんとおごそかくん、まさか二人一役だったとは。ウグイスの谷渡りまでちゃんと啼き分けていたんですよ。名人芸ですな。
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