2004/03/31
ついに登場、グーテンベルグ以来の革命!!!
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三個もビックリマークをつけたのは、ソニーのeペーパー読書専用端末であります。 実のところ、この専用端末の仕掛け人は、ご存知内田勝さんで、1994年のボヘミアンガラス以来の電子書籍に懸けた私の夢をよく知っている内田さんが乾坤一擲のラストワークとばかり、ソニー本社のUさんに持ちかけて、スタートした企画だったのです。 以来、三年間の並々ならぬ努力がやっと実って、内田さんはこの三月末日をもって「LIBRIE」の登場により、手を引かれる。グーテンベルグ以来の革命というべき大転換の幕を開いたのが内田勝さんであることを、みなさんはこれでご存知なわけです。 未来の夢、電子書籍とはいいながら、わがe文庫を除いて、他社の電子本屋さんは惨憺たる地を這うような成績しか残せず、討ち死に続出か、と思われた今、救世主のごとく出現した「LIBRIE」、この垢抜けた容姿をとくとご覧くだされ。瀟洒であり、垢抜けております。私は内田勝さんのご好意ですでにこの手におさめたのであります。 Uさんが三年前、大丈夫でしょうか、この企画、成功するでしょうか、と不安期待に満ちた表情で私に問い掛けたことは終生忘れられないと思う。大丈夫、e文庫は他社の百倍ぐらい儲けています、と私は答えたのであった。現在、電子書籍についてだれよりも詳しいわがホンジョーによれば、三千セットを売った、「月光魔術團」シリーズは燦然として輝くダントツの記録ホルダーであるとのこと。なにしろワンセット三十八巻だものなあ。近々ホンジョーから発表があると思いますが、この大シリーズが想像を絶する新たなメディアで登場することになりました。みなさんも是非、ご声援ください。
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