『地球樹の女神』感想掲示板

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記事No.2
タイトル  最も愛する平井先生の作品
投稿者  Zeta <BXZ00137@nifty.ne.jp>
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登録日  2000年9月16日18時12分
 私が最も愛する平井先生の作品は、『地球樹の女神』です。 大学時代、新書版で最初に出版されたときから、追いかけていました。最も私の心に訴えかけたのは、何よりも、この作品が“恋愛小説”であることと、そのものずばり、“女神”の物語であることです。それ加え、山田章博先生の挿絵の素晴らしさもまた絶品です。無論、泉谷あゆみ先生の絵の美しさにもほれぼれしました。好きです。人工呼吸寸前の挿絵における後藤由紀子の美しいさまは、まさしく、“女神”です。 そして四騎忍です。 彼の心の軌跡です。 それは、凄まじいまでに読み応えがあります。「鷹は自由に」「火の騎士」「わが母の教えたまいし歌」「狼の足跡」「荒野の少年のバラード」「イマジン」「別れの「ファンシー」」(半分以上ですね)における四騎忍の描写は魂が痺れ、焦がれるほどで、何度も読み、愛するシークエンスは、ノートに写本までしました。 最愛の女神と巡り会うことが、どれだけ至福なことか。     ※ 実際、この作品が“恋愛小説”であることは、重要なファクターです。平井先生がおっしゃられていたように、人間には男と女しかいない以上、恋愛が一番、人間の感情を根底から揺すぶる絶対的な仕掛けである、ということです。私もこの作品に初めて触れたとき、恋愛小説であることを認識した途端、たちまち胸の中でGOサインが出て虜になりました。やはり人間が織りなす世界である以上、世界の命運は、恋愛感情に行き着くのでしょうか。     ※ 今までの読書経験からすると、素晴らしい作家には、「ここまでするかよ」という驚愕に駆られる作品というものが必ず一つはあるようです。その作家の魂の原点というか、魂が素のまま出ているというか。平井先生の作品の中で、最初にそう感じたのが、この作品でした。『黄金の少女』のアルフレッド・キンケイドも凄まじいのですが、四騎忍はそれ以上に歯ごたえがあり、ただ素直に感動したのが第一印象です。 最後に。 私はこれからも何度も言うのですが、誰が何と言おうと『地球樹の女神』という作品を、心……魂の最深部より愛しております。 この告白で結ばせていただきたいと思います(笑)。
   
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