『マル由闘病記』その2

今回からは、福岡さん、私、そして平井先生のメールでのやり取りを中心に書いて行きます。「その時」の状態や「想い」が伝われば幸いです。・・・
2001年も師走に入り、世間ではクリスマスからお正月までの年末行事に向けて慌しくなって来た頃から、2回目の『マル由闘病記』は始まります。

12月9日、休日を利用してお見舞いにT病院のマル由さんを訪ねました。
(振り返ると、生前のマル由さんに最後に会った日です。・・・帰りに握手するのを忘れたのを、今でも悔やんでいます。)
術後1ヶ月。リザーバからの抗癌剤治療から確か数日後だったと思います。
差し入れにコーヒー瓶いっぱいに詰め込んだビタシーと、奥様達にケーキを。
そして、皆さんからのお見舞いメッセージの束をお土産に・・・。その様子を平井先生にレポートしたメールを読み返します。
(大澤レポート、12/10日付け抜粋)


平井和正先生様。
マル由さんの病状ですが、腰の他に背中や頭などあちこちの痛みに苦しまれ、痛み止めにモルヒネを使って押さえられているそうです。
伺った時は、おかげで痛みは収まっている様子でしたが、ひどい便秘で食事が取れないそうです。

ご本人様から今回の手術の内容や、経過を詳しく聞きました。
「僕はあと20年は生きる」と仰っておられます。20年と言わず、30年でも40年でも頑張って下さい。と話して参りました。

先生からのご伝言、湯治治療の件お勧めして参りました。
(*平井先生より、湯治治療を実践してもらい、そこに先生が逗留すると言う夢のようなお申し出を頂いておりました。)
岡山には湯治宿見当たらなかったのですが、マル由さんの所から比較的近い鳥取と岡山の県境に湯治宿を見つけ、資料をお渡ししました。来年の抗癌剤療の後にでも是非実現して下さいと、お願いしてきました。先生が逗留して下さるとの話で大変喜ばれて居られました。ご本人様の体調が許せば、お忙しいのに申し訳ありませんが、是非よろしくお願いします。そして、お申し出下さり心からお礼申し上げます。私の出来る事でしたら、何でもお手伝い致します。

今は前全身の痛みが一番の悩みだそうです。薬がキツイのが心配ですが、差し入れたビタシーで乗り切ってもらいたいです。
以前に比べてやはり顔色が悪くなっておられます。でも、気力はみなぎっているようです。先生をはじめ、皆さんのメッセージをとても喜ばれておられました。ありがとうございます。では、失礼します。
大澤史和   


(平井先生からのお返事です。12/10日付け、抜粋)


メイパパさんへ
ご本人、湯治場へ行かれるのはいつ頃なのか、報せて戴ければ、こちらも調整させて戴きます。必ずお伺いしますので、ぜひとも実現させたいですね。
メガビタ、1日数百グラム摂取することをお勧めしたい。10kg袋を1個進呈して、どれだけ摂取できるか試して貰いたいと思っています。それくらい
1ヶ月で消費するのがポーリング博士の推奨する癌患者へのメガビタレベルですからね。ポーリング博士のメガビタ、癌患者たちが生き残るためには猛烈な量を与える事で成功させたのです。健康人のメガビタレベルといっしょに考えてはいけないのです。

平井和正より

(さらにこう仰っておられます。)
スーパー老人田村さんによると、抗癌剤を平気で使い続ける先進国は日本だけとの事です。1日数グラムのビタシーではメガビタとは程遠く、マル由さんの命を守るには非力すぎます。退院したら、抗癌剤は拒否して1日300gのポーリング博士の推奨する癌患者向け大量療法に踏み切るべきでしょう。自分の愛する物の為にも医学信仰を捨てることに踏み切れると良いのですが。




『皆さん。もしも自分も同じ状況に置かれ、メガビタでの癌治療を決意したらビタシーは食後に100g(!)です。飲むと言うより、食うと言うほうが正しいかもしれませんね(笑)』。 

(クリスマスも終わった12月26日の福岡さんからのレポートです。抜粋)



大澤様。
一昨日、マル由こと、石田由紀夫の奥さんに電話を入れ、彼の様子を聞くことができました。つきましては、少々報告などさせていただきますね。

ちょっとびっくりしたのは「脱水状態」を起こしたそうです。抗癌剤のせいもあってだと思うのですが、「水を飲むと吐き気がするかもしれない」と多少弱気になり、水分を取るのを控えていたところ、悪寒がしたそうです。
その後は解消。
「抗癌剤」の余波も収まり、パンなど食べるようになったそうです。さらに
「退院したら玄米でがんばる」宣言もしたそうで、食事による治療も、彼なりに意識しつつあるように感じられます。もっとも、やや飽きっぽい所のある彼の性格(笑)をよく知る奥さんとしては、「麦飯も嫌がってるくせに」と多少懐疑的ではありましたが(笑)・・・。

もう一つの朗報は、「腰の痛み」が引いてきたのか、ここ数日は鎮静剤も止めているそうです。この前の日曜日も鎮静剤の回数を減らす努力をしていましたから、更に次のステップに進む事が出来た、と言うことなのでしょう。

(また、福岡様より大変興味深HPご紹介戴きました。是非御覧下さい。)

◇患者と医者の呪い

ガン患者の大多数は、そしてガン医療にたずさわる医者のほとんどは、いまわしい“呪い”にかかっている。

私はそれを『ウィルヒョウの呪い』と名づけた。

ウィルヒョウとは、十九世紀ドイツの細胞病理学者の名前。ガンについてのおぞましい定義をしたことで、歴史にその名を残す人物である。

では、その定義とは・・・

<ガンは、細胞の突然変異によって生じ、宿主(患者)を死にいたらしめるまで、無限に増殖を続ける>

つまり、ガンは一端できたが最後、患者が死ぬまで大きくなり続けるという
のある。なんと暗く、そして絶望的なイメージであることか。
まさに『ガン・イコール・死』。ここには希望の光は一筋すら見いだすことが
できない。

だからこそ、発見するやいなや、切り(手術)、焼き(放射線)、毒殺しよう(抗ガン剤)とする。いわゆるガンの三大療法である。 ・・・以下省略。



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これは、川竹 文夫さんという方のホームページからの引用になります
(ガン患者の、特に心のケアと食事療法に関する様々な活動をされていますので、一度ご覧いただければ幸いです)。
「ガンの患者学研究所」

http://www.emile.co.jp/kanjagaku/ ←注目!是非見て下さいねっ!



水を飲むだけで吐き気に襲われ、その苦しさから水分補給すらままならない。
しかし、水分補給をしなければどうなるか判断を下せないほど、精神状態が不安定になっていたのではないでしょうか・・・。

鎮痛剤(麻薬)と抗癌剤(毒薬)のダブルパンチは「気力の人」マル由さんの精神状態を失調させるには十分すぎた・・・と言えるでしょう。

ただ、痛みの緩和は個人的には大事だと思います。苦痛が続く間は正常な思考ができなくなりますし、ネガティブな精神状態になってしまいます。

私は以前、ひどい頭痛持ちでした。今でも頭痛が始まると、頭の中で像がラインダンスを踊るが如くひどい苦痛に悩まされるのですが、ビタシーを飲み始めて頭痛の発生がとても少なくなりました。始まった頭痛を鎮静させるのは直ぐには無理のようですが、頭痛信号(あっ、始まるなって予兆ですね。)があるとすかさずビタシー摂取。そのまま収まる事もしばしば。
(理屈はわかりません。気分的なものかもしれませんけどね。)

私の頭痛とマル由さんの苦痛を同列にしちゃいけませが、とにかく苦痛を和らげる力もビタシーはあると実感しております。(個人差はあるとおもいますよ。)

とりあえず、年末まで入院されていたのですが、何とかお正月前には退院されご家族で新年を過ごされたそうです。
年越し入院は、それはさびしいものですから(私は経験者。寂しくて泣きました。)少々不自由でも何とか退院できて良かったです。
ご家族で温泉にも出かけたそうです。楽しいお正月だったでしょうねっ。
ねっ、マル由さん。

・・・次号に続く。 

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